
プラセンタの基礎知識
プラセンタは英語でPlacentaと云い、日本語で胎盤のことを意味します。
生命誕生の際の細胞分裂から、体内に形成される臓器であり母体の中で一つの生命体を確立できるまで守り育てるとても重要な器官です。
プラセンタには豊富な栄養素が含まれており身体の調子を整えていく働きを持っています。
この器官を私たちの健康や美容に活かそうとしたのがプラセンタエキスといいます。
プラセンタ活用の歴史は古く、紀元前からと云われておりエジプトのクレオパトラや、フランス王妃マリー・アントワネットも利用したと伝えられています。
現在では医療、健康食品、内服剤、化粧品などに効果を実感することが出来、大変注目を集めています。
プラセンタとは
プラセンタの成分
アミノ酸
身体の細胞を作る源
酵素
消化機能、代謝促進を行う
脂質・脂肪酸
細胞膜、角膜、ホルモンなどつくる栄養素
ミネラル
血液や体液を調整する働き
ビタミン
代謝をスムーズにつくる働き
糖質
細胞の構造を維持する働き
核酸
遺伝子の修復や新陳代謝を調達する働き
タンパク質
体のエネルギーになるための栄養素
プラセンタに含まれる成分、成長因子について
成長因子を含むことはプラセンタの最大の特徴であり、その他のサプリメントなどで摂取することは困難です。
成長因子はタンパク質の一種で、細胞の増殖や分化を促進させる作用があります。
赤ちゃんがお腹の中で、たったの数ヶ月で体のすべてを形成してうまれてくることができるのは、この働きによるものです。
医療機関で様々な病気の治療に効果を発揮できるのも、美容効果が高いのも、この成長因子のおかげだといっても良いでしょう。
プラセンタの効果

健康効果
自律神経の調整
…ぐっすり睡眠、不安解消へ
新陳代謝の促進
…疲労回復&体力アップへ
ホルモンバランス調整
…更年期症状の軽減へ
免疫機能アップ
…免疫力強化&アレルギー抑制へ
成長因子の増加
…抜け毛を抑え、育毛サポートへ

美肌効果
代謝アップ
…うるおい&ハリのある肌へ
保湿力アップ
…シワのないみずみずしい肌へ
メラニン色素抑制
…くすみのない明るい肌へ
抗炎症作用
…肌の赤み・吹き出物のない肌へ
抗酸化作用
…若々しい肌へ
プラセンタの種類
プラセンタには、豚・牛そして馬があります。馬の胎盤は奇蹄種のため、狂牛病や口蹄疫等の病気を発症しません。
豚と比較しても寄生虫の心配が少なく、安全性が高いが入手困難のため、一般には豚を多く使用しています。
安心安全で信頼性があるが、
輸入のため高価
ウマ
・一般化粧品・健康食品
大量に摂取でき安く入手できる
ブタ
・医薬品・医薬部外化粧品
・健康食品
本人の承諾と希少
ヒト
・医薬品(注射)
プラセンタサプリメントの副作用
プラセンタのサプリメントは、お薬ではなく栄養補助食品ですので、副作用はほとんどないといってもよいでしょう。
女性の場合、まれに生理が早まったり経血の量が多くなったりする場合がありますが、そのような場合は摂取量を減らすなど調整すれば大丈夫です。
どのサプリメントにもいえることですが、食品アレルギーなどお持ちの方は、原材料を確認され、ご飲用ください。
通院されていたり病院のお薬を飲まれているときは、念のためお医者さまにご相談していただくことをおすすめしております。